『Endless SHOCK』を観ました

(めっちゃ書きかけ)

 

 

期間限定上映が決まった『Endless SHOCK』

 

光一くんがライフワークにされている歴史ある舞台『SHOCK』

滝沢演舞城・歌舞伎同様、ずっと行ってみたいと思っていた舞台だった。ずーっと行けないままだけど。

 

コロナは憎くてたまらないけどひとつだけ。コロナのおかげさまなのは配信で舞台やライブが観れるようになったこと。とても画期的だと思う。もちろんいろんなひとたちの並々ならない努力の賜物であることは承知の上で。大感謝です。足を運ぶ現場は厳選しなければいけなかった、舞台観劇という文化とは疎遠であった地方民にとっても舞台が今までよりも身近な存在になったことは本当にありがたい。

 

『Endless SHOCK -Eternal-』も配信公演があった。つばみなが出演しているし、カタチは少し違うみたいだけどSHOCKが観れる…!と張り切ってチケット申し込んだ。(配信でもチケットが抽選なのは何か理由があるのかなあ)

 

当たった。やった。当たった。でもプラベがバタバタすぎてチケット代の振り込みをすっかり忘れてしまっていた。ちょっぴり泣いた。これが自担の舞台だったら………(怖)

 

初SHOCKの機会を逃して約4ヶ月後。Eternalの再演に伴って2週間限定で全国の映画館でSHOCKが観れることになった。初めて観るSHOCKがEternalでもストーリーが分かるように、との座長光一くんのお計らいらしい。(ありがたいお話だけれどこの時点でまず何のことを言ってるのか分からない)

全国上映っていうけどどうせまた札幌だけやろ…思ってたらやっぱり札幌だけだった。うん、でしょうね…って諦めてたけど諸事情で札幌に行く機会ができた。用事が終わって、間に合うか、間に合わないかギリギリの上映時間だった。ちょっと賭けだった。

 

 

賭けに勝った。勝って、感情ぶわあああああ揺さぶられて、この感想文を書いている。SHOCKの知識ほぼゼロで観た、はじめての感想文です。

 

 

 

オープニング。

光一くんだあ…!つばみな!美波里さん!Beverlyってかっけえ…!谷間うらやましい…!←

 

奏くんの笑顔がキラキラしてて、楽しいが伝わってくる。あまりのキラキラにオープニングから泣きそうになった。相当口元緩んでたと思う。にこにこを通り越してたぶんにやにやしてた。きしょい。マスクしててよかった。

ミュージカル観てる…!な感じがすごかった。キラキラは無条件でこころを多幸感でいっぱいにしてくれる。久しぶりの感覚だった。

 

 

ブロードウェイの小さなカンパニー。オーナーがビバリさんでその娘がリカ。主要キャストは本名のカタカナ表記だけどリカだけなぜリカなんだろう。そもそもこのカンパニーは日本人とか日系人が多いカンパニーなの?とかいう疑問はきっと野暮なんだろう。コシオカ、マツザキ、テラニシ…まさかの名字。

 

このカンパニーにかつては『ユウタ』も居たんだよね…そんなユウタもいまでは新宿でマッシュルームやレタスを作りながら同じく帝国劇場で座長をやってるんだからすごい。(ドリボも未だに観たことないとことん舞台に縁のない地方民です)

 

ヒロイン、リカちゃん。なんか、さーやのイメージだったけどいつから梅田彩佳ちゃんに?と思ったけど察したので黙ります。いろんな方がヒロインされてるんですね。梅ちゃんはアイドルされてただけあってちっちゃくてお可愛らしい方だなあと思いました。

 

リカちゃんはコウイチがすきで、タツヤはリカちゃんがすき。それをカンパニーのみんなが知ってるのちょっと面白い。タツヤにとってコウイチは恋敵でもあるし、同じ演者としてもライバルなんだね。んー、三角関係!でもコウイチにその気は無さそうだな…🤔

 

屋上のシーンのあと、リカの手を引いて『リカ、もーっと笑って?んふふ、かっわいい♡』みたいなマツザキくんめちゃくちゃすきだった。それにキレ散らかすタツヤがめちゃくちゃ上田竜也だったの最高。女の子にデレる上田竜也も最高。

 

松崎くん、ステージ立ってたらハンサムな男前さんなのになあ。愛すべきおバカさん。ジレッタの見学にいらしてた松崎くんをお見かけしたことがあるのだけど、やっぱりハンサムな男前さんでした。コココココ〜とか言うひとには思えない。笑

 

ショーのシーン。男女のペアダンスのテラニシくんがえっちすぎた。コシオカくんは品があって大人な感じでたまらんだったけど、え、テラニシくん。なんだあの色気。女性侍らせたらそんな顔するんか、きみ。天才か。え、てらにっしの中の人ですよね?え?影山くんと徹夜でゲームするひと?あのIMPACTorsの寺西くん(笑)ですよね?まじか。最高だな寺西くん。

 

幕間に楽屋の雰囲気が悪くなるシーン。袖をきゅっと摘んでどうしよう…って不安そうなミナトがとにかくかわいかった。

『大丈夫だよ、ミナト。タツヤのとこへ行ってやってくれ』と優しくコウイチに諭されて次のシーンに備えるためにはけていく。(雑誌で話してたのってここかあ、とパズルが埋まっていく感覚)

 

抱きしめたいかわいさ…おっきなわんわん。ゴールデンレトリバーな奏くん…🤦

 

『何があってもタツヤのそばに居てやってくれ』ってマツザキくんにお願いするコウイチ、誰よりもカンパニーを想ってるのにすれ違ってどんどん溝が生まれてしまってるのがもどかしい。

 

殺陣のシーン。(ジャニーさんほんと殺陣すきだね)ひたすら狂気。やられてもやられても死なないコウイチ。強すぎやろ。敵もドン引きしてるぞ。弁慶か。マリオのスターで無敵状態か。そんな狂気に満ちた剣士コウイチに恐れ慄くつばみな、いいお顔してた。あの高さから背面で落ちるのって怖いよね…ケガない?大丈夫?平気?(過保護)

 

SHOCKの本元のストーリーを全然知らないから『Eternalはコウイチが亡くなってから3年後の話』という設定に「???」だったんだけど、なるほど。有名な階段落ちのシーンもいつもあの部分だけ切り取られて話題になるからどうして?って思ってたけどきちんと観ていったら、理解できた。

 

ステージの上でライバルに恥をかかせたいタツヤが小道具に本物の刀を仕込んでおく。ミスをする芝居を打ったら、代わりの刀をテラニシが持ってきてくれる。その剣が本物だったとき、コウイチはどんな対応をするのかも試したかった。(あとから自分で解説してくれるからわかりやすかったよ、ありがとうタツヤ)

 

しょーますとごーおんが行き過ぎて悲しい結果を招いてしまった…ということですかね。コウイチもタツヤも意地を張りすぎてムキになってた。脅かすだけのつもりだったけど、コウイチに煽られてタツヤは刀を手に取った。試すつもりが試されてしまった。でも本当に斬られてそれが嬉しかった、とコウイチは言う…狂ってる。ここでいちばんの被害者、斬られたコウイチでも斬ったタツヤでもなくテラニシだからな?テラニシの気持ちになってみてみ?しんどすぎるだろ(すっかりテラニシ担)

 

 

あの日から数ヶ月後(1年後?)…からタツヤの苦悩とか葛藤なんかをシェイクスピアの世界観で描かれているのがおもしろかった。シェイクスピアちゃんと読んだことないけどたぶんシェイクスピアなんだろう。コウイチやりたい、って言ってたし。(と思ったら、ちゃんと解説してくれる。ありがたい。本当に。)

どこからどこまでが現実で、どこからがタツヤの夢の世界なのか、境界線みたいなものを見つけるまで混乱する。いや、全部舞台で、お芝居の世界なんだけど。境界線が見つかったのかは分からない。難しい。1回の観劇じゃむり。たのしい。

 

苦悩して涙するタツヤが切なかった。タツヤのやったことは絶対許されるものじゃないけど後悔とか恨みとか、叫び続ける姿は痛々しかった。

 

 

コウイチがカンパニーに帰って来た。直前に病院で息を引き取ったはずのコウイチが目の前にいる。青い顔をするリカ。知ってて知らないフリをするオーナー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この世界観に憧れるジャニーズに悪いひとはきっと居ない(決め付け)

だから根岸くんが、根岸葵海くんが憧れる光一くんが作り出すこの『Endless SHOCK』という舞台のステージに立つ日が来てほしいとも願った。(ねぎちゃん、中学生のときにすきだったひとに似てるのでこっそり推してます)(理由がバカすぎる)