そこに僕の姿が無くても世界は簡単に回った

いまの心情に、ふと浮かんだのが関ジャニ∞の曲なんて皮肉。笑

 

心の底から楽しみにしていた自担こと基俊介くんが出演する舞台『いまを生きる』。

初めての外部舞台だったけど、泣く泣く諦めることにしました。今日までがんばってきた自分へのご褒美に。そして自粛警察(同居家族)への反発心もあって、きちんと対策して行けば問題ないことを証明してやりたかった。でもそうはいかなくなってしまった。

 

身近なところでコロナに感染した方がお亡くなりになった。私の同居家族の、仕事の関係の方。私にとってはお顔も知らない他人。でも不謹慎だけど、コロナの猛威がすぐそばにあることをここでようやく痛感した。もう他人事では済まないんだな、って。

 

昨年3月に有名なあのひとが亡くなったときにも私たちは思ったはず。『コロナって、思っている以上に簡単に人の命を奪ってしまうんだ』と。でも慣れって怖いね。

 

家族は、医師や看護師ではないけれど、命を預かる仕事をしている。常に死を意識して居るだろうけど今回のことはかなり堪えている。

私自身が感染することは別に構わないと思ってる。けれど万が一、私が感染したせいで誰かを巻き込んだり傷付けてしまうことがあるのなら、それは私がコロナに罹ることよりもつらい。

 

外出や旅行は不謹慎だと過剰にわあわあ騒ぐ我が家の自粛警察は憎いし、ちょっと黙れよって思うけど、やっぱり家族なので。これ以上心労を増やすこともしたくないなあって思って。ここでも優先順位を決めなくちゃいけないのがすっごく心苦しいけど、悔しいけど、涙止まらないけど。諦めます。

 

予定通りの上演で、彼らが詰んできた稽古の成果が報われる日が来ることは喜ばしく思っています。初の外部舞台。影山くんは、中止にはなってしまったけど2回目の外部ですね。『プレミアの巣窟』を拝見したけど(TVerさんに大感謝。ありがとう文明の利器)キャストさんたちの雰囲気も和やかだったから、きっと良い舞台になるんだろうなあって思ってた。見届けたかった。叶わないけど。

 

つらつらグダグダ何が言いたいかって、舞台『いまを生きる』

めっっっっっちゃくちゃ観たかったなあっていうことと、コロナは思ってるよりも身近に潜んでるよ、ってこと。自分は大丈夫って思ったらだめ。かと言って過敏になり過ぎて誰かを傷付けるようなことを言ったり、やったりするのはもっとだめ。

 

ことごとく楽しみを奪っていくコロナが本当に憎い。まだ幕上がってないけど、いつかこの疫病が治まったころには再演を願いたい。基くん影山くん新くんが制服が似合う年齢のうちに。要望…要望どこに出せば叶うかな。初めてはもう二度と戻ってこないけれど。見たい。観たい。

 

自分が心の底から行きたいと願った舞台に、自軍(とらじゃ)の現場が無くなったから軽率に行こっかなあ〜とか言ってるひとたちが憎らしくてしょうがないけど、そんな不純な理由でも構わないからひとつでも多く座席を、私の代わりに、私と同様に行くのを諦めたひとたちの代わりに楽しんでほしいな、って思う。悔しくて悔しくてしょうがないけど。まっじで腹立つけど。3人を含めてキャストさんやスタッフさんたちは稽古だけじゃなく、いろんなことをたくさんたくさんがんばってきたと思うから。

 

私ひとりが舞台を観に行くか行かないか、わたしひとりが悩んだところで舞台の幕は上がるんですよね。しょーますとごーおん。地方住みは圧倒的負け組😌

 

返金対応してくださるようだけどチケットは払い戻ししないことにしました。だってチケット自体を返さなきゃいけないみたいだから。このチケットは宝物にします。次の現場は無事に行けるように、御守りにします。その分空席にしてしまうのは、キャストさんたちごめんなさいだけど。

 

幕が上がるのなら、キャストさん、スタッフさん、観劇されるお客さんみんなが、健康無事で、千秋楽を迎えられますように。願ってます。