病気と生きていく

 

アフラッ◯のCMみたいなタイトルになってしまったけど、ちょっと真面目な話。

 

 

先日、水泳選手の池江璃花子さんが白血病(血液のがん)を公表され

 

昨日、タレントの堀ちえみさんがステージⅣの舌癌を公表されました。

 

舌癌。舌。

 

病巣を取り除くのに舌を切り取って、切り取った部分をお腹や脚から移植するらしいです。

 

口腔がんは、口腔外科のドクターが授業してくれたときにさら〜っとしか習ってないけど

 

教科書の写真が、もう、かなり衝撃的で。

その印象が強い。

 

わたしが患った甲状腺がんとは比べものにならないくらい、大変なオペだったことが想像されます。

 

甲状腺も、首の筋肉切ったり、声帯も近いし、いろんな神経が集まってるから決して簡単な手術ではなかったんですけどね。自称『俺の腕が良かったから』な主治医のおかげさまです。いや、ほんとに。

 

人の身体にメス入れるんだから、手術に簡単も難しいも何もクソもないんだろうけど。

 

 

小林麻央さんもそうだったけれど、病気を公表できるって、強いひとだなあって。思います。

 

現代ではふたりにひとりが患うという、がん。

 

もう他人事としてではなくて、明日は我が身なのだと、身近な病気であるということ、もっとたくさんの方に自覚していただきたいなあと思います。

 

池江さんはまだ10代で、身体も鍛えていらっしゃる水泳選手。堀ちえみさんはさまざまなご病気をされた経験から健康診断などを欠かさなかったそうです。それだけ気をつけられていても、がんになる。どんなに若くてもがんになる。それはもう、どうしようもない。

 

だけどやっぱり、日々自分の身体の調子を確認して、あれ?変だな?って感じられるようになっておく必要はあるんだと思います。それが早期発見につながることもあるのだろうし。

 

 

自身の病気を公表された池江さんや堀さんの勇気に敬意を表します。

 

一日も早い回復と、元気なお姿を拝見できる日が来ますよう、お祈り申し上げます。

 

 

 

 

わたしはというと、お仕事を始めて1ヶ月が経ちました。

 

当初予想していたよりは、私のからだ、がんばってくれてます。

 

ただ、6時間ヒールの靴で立ちっぱなし、喋りっぱなしは相当しんどい。週末の3連勤は自分の身体じゃないみたいな感覚になり、意識もぼんやりするのでよく事故らないで帰って来れてるなって、思います。

 

上司に『いま喉触ってたけど、どっか痛い?大丈夫?』と気にかけていただいてます。ありがたや…

病気のこと、体調のこと、正直に話しておいてよかった。

 

確かにのどに違和感はあるままだ。

未だに首の凝りはひどいし、声が出にくくなることもあるし、のどが詰まるような感覚もあって、痰が絡むことも多々ある。耳下のリンパも痛い。

 

だけど眠れるようになってきたし、朝もちょっとずつ早く起きれるようになってきた。ごはんも食べれるし、何よりお仕事しに外に出かけられてる。すごい進歩だと思ってる。

 

 

何の取り柄もないけれど、いまをしっかり生きてる。自分を褒めたいと思います。