サバイバーなまいにち

がんサバイバーとして生きる∞ヲタの徒然美容日記

はじまるよ。

 

はじまりました、入院生活。

と言っても、すでに入院から3日目の朝を迎えている。

 

病棟の消灯時間は21時。観たいドラマは大体22時以降。民放の野球中継も21時前で終了。20時半にはあちこちから聞こえてくるいびき。そりゃそうだ、することないなら寝るしかない。朝は6時前から皆さん活動している。せめてあと1時間、わたしは寝かせておいてほしい。

 

わたしが現在入院しているのは、放射線科病棟。イコール、がんと闘うひとたちが居るところ。こんなにたくさんのひとががんであることを告げられて、放射線の治療を受けているんだな〜ということに驚く。

 

昨年、レントゲン写真でこれががんですって言われてもピンと来なかったし、手術で痛々しい傷を創っても(5ヶ月経ったいま手術創は少し薄くなった気がする)、首から管いっぱいぶら下げてても、声がちゃんと出なくてもやっぱりあまり自覚がなかったけど、改めてわたしはがんサバイバーになったのだと、ここに来てようやく実感した。

 

ここの患者さんたちは比較的自由で、自立している。本当に、健康に見えるひとばかり。

それでも入院して何ヶ月ってひとは少なくはない。平日は毎日放射線の治療を受け、治療のない週末は自宅で過ごすひとも多い。家族が待っている家に帰れる週末があるから治療に臨めているんだろうなあ、と思う。人は、何か望みや目標があるから、がんばれる生き物だ。

 

わたしはひとりだと思っていたけど、実はわたしもなんだよ、ってひとは案外身近にいるもので。ステージや病状に差こそあっても同じ病気と闘う同志たちが、ここには集まっている。とても心強い。がんになんか負けてたまるか。絶対今回の治療でやっつけてやる。

 

と、思ったのも束の間。

病衣に着替えてベッドに横になった途端、わたしは『病人』になってしまった。あの強い気待ちどこ行った?良い子だから、帰っておいで〜?

 

カーテンで仕切られた狭い天井を見つめていると暗い気持ちが押し寄せてくる。どこからか湧いてくる心細さに、負けそうになる。病院で、病室で、モチベを高く保ち続けることは結構難しい。きっとそういう『気』が流れているからそれに引っ張られてしまうんだろうね。(スピっぽいこと言うけど)

 

月曜日の朝には今いる病室を出て、RI室というところへ移る。もうすぐアイソトープ治療が始まる。自分が服用した薬に含まれる放射線が外に漏れ出ないように2日間、隔離される。部屋に持ち込んだものは破棄しなければいけない、もしくは線量を落とすための洗浄にかなり時間がかかるので、スマホはもちろん本すら持ち込めない。

 

昨日見学に行ったら、頑丈な扉が何枚もある先にその部屋はあった。窓はあるけど光は差さないらしい。たまたまそういう病室の造りなだけなのに陽の光を浴びることも許されないのか……って、また憂鬱に。たった2日。されど2日。孤独と闘ったわたしは強くなって帰って来れるだろうか。

 

わたしがいま目の前に課された任務は、しっかり寝て、しっかり食べて、水分は2L摂取、そしてしっかり出すこと。

体内に取り込んだ放射線がちゃんと排出されずに溜まったままだと、隔離室からは出してもらえない。

 

そんなのやだ。早く人間になりたい。(泣)

 

腸の動きが悪いから散歩するよう、指令がたったいま出された。この病院は大きい。めちゃくちゃ大きい。きょうは外来が休みだから、外来の方を散歩してくるといいよ、と。

 

なるほど。

 

相当量を歩いて来い、ということですね。ムラカミさんからの指令ならしょうがないですね(きょうの担当ナースのお名前が村上さん)

 

***

 

昨日は16L分のお水をストックするために、2階にあるファミマまで2往復してきた。

 

そこでついに、見つけてしまったの。

 

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コンビニ限定『小麦胚芽のクラッカー』♡♡

食べれないから眺めるだけ。わたしのお守り♡

 

アイソトープ、がんばる。

 

退院日は当落日。

 

がんばるから。チケット当たっててくれますように。