潜在意識と親友になりたい

 

私が7年前から愛用している美顔器。

この美顔器を販売しているSAQINA(サキナ)という会社はちょっと変わっている。

 

月に1〜3回程度、美顔器の有効な使い方と素肌美、メンタルビューティーをテーマにしたセミナーを開催してくれる。聴講料、テキスト代は無料。

 

2〜4項目あるテーマを繰り返し開催。同じ内容ではあるけど、講師が違うと新しい角度から学べたりするから不思議。人を惹きつける話が出来るひとは魅力的だ。

 

 

7年前に初めて聞いた『潜在意識』『宇宙の法則』『引き寄せ』という単語。講師は皆、自分の体験談を交えながらこれらの話をしてくれる。

 

何か夢や目標があるひとは、潜在意識を味方にして夢や願望を引き寄せるといいよ〜って。

 

今でこそ結構有名な話だとは思うのだけど、当時の私は(胡散臭い)(そんなのありえない)(なにかの宗教?)と思っていた。

 

それでも、出来るだけセミナーは聴くようにした。

だって生まれ変わりたかったから。21歳で一度終わった人生をやり直したかったから。リスタートを切りたかったから。

 

そんなことを思いながら7年。21歳のわたしが思い描いていたような理想の大人には未だ程遠い。7年経ってもまだ、潜在意識と仲良くはなれていないみたいだ。

 

 

ここ何週間か眠れない日が続いていて、希死念慮が強くなっている。

夢や目標はたくさんあるはずなのに、口に出すのが憚られるようになった。

 

言えない。

 

のどの辺りで詰まってしまう。息が苦しくなる。涙が止まらなくて、言葉にならない。

 

新しい朝が来るのが、憂鬱でしょうがない。

 

 

昨日、わたしがお世話になっているマネジャーさんと話をした。仕事がうまくいかない…と。

 

 

わたしはサキナを伝えることを仕事にしたい。

肌に悩むひとをひとりでも減らして、活き活きと生きてほしい。

 

肌が変わると鏡を見るのが憂鬱じゃなくなる。

気分良く過ごせる。

自分にも他人にも優しくなれる。

自分に自信が持てる。

前向きになれる。

好感を持たれやすい…などなど。

 

肌がきれいだと人生が変わってくる。

 

気分良く過ごしていると良い波動が出る。良い波動は良い出来事、良い人、望むものを引き寄せる。好循環が生まれる。

 

好循環や引き寄せを実感したことは特別無かったけど、

美顔器を使い始めて肌が少しずつきれいになっていること(ニキビ跡や毛穴はまだまだだけど、おかげさまでシワやたるみとは縁のないアラサー)

肌の勉強ができることはとてもタメになっている。

 

だから、サキナを通じて同じように肌のことで悩むひとの力になりたいと思っている。

 

思っているんだけど。その思いは全然伝わらなくて。

口コミのご紹介制だからという理由だけでマルチだ!って、よく知りもしないで嫌悪するひとが多くて。マルチじゃないのに。

 

お給料はお客さんからではなく会社からいただくのに。

 

…この辺詳しく話したいけど、営業妨害になったら嫌なので割愛。

でもサキナはマルチじゃない。それだけは、世界の中心で叫ばせてほしい。

 

あとサキナは押し売りはしない。これは創業者の理念で『絶対売らないでください』って固く言われている。気に入ってもらった人にだけ買ってもらってくださいって。

 

わたしはルールを守って、サキナのお仕事に取り組ませていただいてる。でもサキナのファンが増えないことには全然仕事にならない。ご招待はボランティアだけど、ちゃんとビジネスにしたい。

 

悔しくて。わたしの何が足りないんだろうって、自分のアラ探しをして、どんどんどんどんサキナの仕事が嫌になって。なんでサキナの仕事をしたかったんだっけ、って。それすらも分からなくなっていた。

 

 

昨日、マネジャーに言われた。

望みを叶えたければ夢や目標をしっかり決めて、それを叶えたときのワクワクする気持ちを先取りして喜びなさい、と。

 

夢や目標は、良い波動に引き寄せられてくる。現状がどうであれ、小さな幸せにも感謝をすること。毎日毎日、ありとあらゆるものに感謝する。そうすると潜在意識がプラスの方向へ導いてくれる。

 

潜在意識は良いとか悪いが分からないから、発した言葉、心で思っているネガティブな出来事にも反応する。そうすると潜在意識がマイナスに働いてしまう。

 

潜在意識に悪気はない。潜在意識は素直なだけ。潜在意識は一人称や三人称を区別しない。大小も分からない。

 

夢や目標が決まったら、音読すること。これも毎日。目から入る情報よりも耳から入る情報の方が脳に届きやすいから。

 

夢や目標は、そうだったらいいな〜っていう願望でいい。絶対無理とかありえないと思うようなことでも大丈夫。制限をかけずに、望む未来をイメージする。

 

やってもやらなくてもタダなんだし。嘘だと思って、まずは2週間続けてみたらどうかな。

 

 

 

昨日マネジャーが話してくれたこれらは、7年間セミナーで聞き続けてきたこと。

 

なのに。それが出来ていなかった。

 

もちろん、実際に行動を起こすことも必要なんだけど。

 

こうするといいよ、って言われ続けていることを素直に実践出来ていなかった。セミナーに行って、なんか良い話聞けたわ〜って、勉強したつもり、レベルアップしたつもりになってた。行動に移せなければ意味がない。馬の耳に念仏状態。

 

 

つまらない楽しくない毎日はもううんざり。

だから素直に2週間。騙されたつもりでやってみます。

心境など、何か変化があればまたこちらでお話ししますね。

 

 

教訓『教えてもらったことは素直に受け取ってすぐに実践してみる』

レベルアップへの一歩…いや、半歩?

 

 

希死念慮のことは、きょうの受診で相談してみる。薬、また増えるのかなあ…

 

 

 

 

 

 

修行は続く。

 

 

 

 

1年。

 

地震発生から1ヶ月が過ぎた。

昨日のおひるや21時半ごろ、きょうの夜中3時前にも余震があったけど

 

おかげさまでライフラインはすっかり元通り。

 

先日、久しぶりにスーパーに行ったら採れたてのみずみずしい新鮮な野菜がたくさん並んでいて、冷蔵棚にもお豆腐さん、おあげさん、納豆、牛乳などがいつものように並んでいた。

 

コンビニも、あんなに空っぽだったのに本も飲み物も揃っている。何でもそうだけど、空っぽを埋めるというのはとても大変な作業だ。

 

台風も続いたのでお水やレトルト商品、カップ麺は少し品薄のようだけど。パン屋さんには美味しそうなパンが、コンビニには美味しそうなスイーツが、アイスクリームが売られている。

 

この光景が当たり前じゃないということを知ったので、お店に行くたびに感動する。

 

 

わたしたちの生活は、誰かの仕事で成り立っている。

 

電気だって電信柱を作ってくれるひと、線をつないでくれるひと、管理してくれるひとがいるから使えるのだし

 

お水も配水管を作ってくれるひと、設置してくれるひと、きれいにして管理してくれるひとがいるから使える。

 

当たり前にあるだけど、当たり前じゃない。

当たり前は、当たり前にあるわけじゃない。

 

 

ありがたいなって、素直に思う。

 

 

 

 

甲状腺専門クリニックに行ったのは昨年の10月2日。

 

膨大な仕事量に体力気力が付いて行かず、心を病んで仕事を辞めたのが10月10日。

 

 

 

1年。あっという間だった。

 

1年経ったいま、1年前と違うのはひとつ歳を重ねたことと、甲状腺がふたつとも失くなってしまったことくらい。あとは全然。なんにも変わってない。

 

申し訳ないと思う。

 

なにに申し訳ないっていうより、生きててごめんなさい、という感じ。

 

先月は特にこの申し訳なさというか、無力さ、不甲斐なさ、情けなさに押し潰されて、死んでしまいたくなるような日々が続いた。とにかく憂鬱だった。

 

1年。そんなまいにちを支えてくれたのがこの方です。

 

じゃーん。

 

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階段先回りされた。変な顔。笑

 

拭いても拭いても涙で顔真っ黒。我が家ではカオナシかたぬきって呼ばれてる。

 

彼女はとにかく優しい。眠るときもいっしょ、起きてる間もそばを離れない。

泣いたら『なしたなした?泣くんでないのー!』って大慌てで駆け寄ってきて涙を拭ってくれる。舌で。ベロベロにされる。笑

 

どんなに辛く当たっても、うんうん大丈夫だよ、ってそばに居てくれる。とても深い愛情を持っている子。

 

なかなか外に出づらくなってたわたしを散歩に誘ってくれて、最近では毎日催促される。

たかだか10分くらい歩くだけでも、くさくさしてたり、ちょっと体調が悪くても、散歩に出てみると案外気が紛れる。

 

ポケモンを捕まえながら(ポケモンGO始めた)散歩するのが日課になりつつある。

 

里親で引き取ったはなちゃん。引き取った当初はこんなに心の支えになってくれるとは思ってなかったな。

 

 

これを書いてるいまも、膝に乗っかって散歩まだ?と訴えられている。

 

なのでそろそろ、出かけてきますね。

 

日暮れるの、早くなったなあ

 

 

彩り。

 

溜め込んでしまっていた洗濯をした。

すごくエネルギー使ったけど、ちょっとすっきりした。

 

特にここ最近は憂鬱感がひどくて、なにをするのも億劫で、身体がだるくて、やる気が全く出なくて、本を読んでも内容が頭に入らなかったり、すきだったものに嫌悪感を抱くようになったり。ずっとイライラするし、マイナス感情を抱えすぎているせいなのかいつも疲れている。1日の半分以上を寝て過ごすこともざら。

 

そんなだから、地震で高いところから落ちた物の片付けや整理が全っ然進まない。昨日やっと、壁に立てかけてた額縁を元に戻した。それだけ。

 

前から入っていた予定はキャンセルしないように、自分に鞭打って、奮い立たせて、乗り越えた。

 

乗り越えたあとは丸2日使い物にならないくらいポンコツ

 

昨日は洗濯と、額縁を直せた。昼ごはんも食べれた。食べ過ぎて具合悪くなってまた寝てしまったけど。新聞の切り抜きの整理もできた。

 

できたことはそれだけ。それだけだけど。できなかったことを悔しがったり責めたりするよりひとつでも何か出来たことを自分で褒めることにしてみた。

 

おとといはポンコツだったけど

その前の日は友人に会った。帰り道には祖母の仏壇に供える花を買った。晩ごはんも作った。

 

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その前の日には、友人と出かけた。長距離運転ができた。映画館が営業再開してくれたおかげで観たかった映画が観れた。うれしい。

 

理想の生活や他人の生活と現状を比べてたら狂いそうになるくらい悔しくて苦しくて辛いから、できたこと数えて、花に癒されて、犬たちとゴロゴロする小さな幸せをいまは大事にする。

 

『彩り』みたいな。

 

ギリギリ、人のカタチ保ってどうにかこうにかやってます。

 

生まれ変わったら渡り鳥になりたいな。

 

 

 

わたしのまつげはきょうもかわいい

 

地震から一週間が経った。

 

混乱と、不安と、月のモノのせいで感情は荒れ狂って、あたりまえのように平穏無事に楽しく暮らしてる人が憎くて憎くてしょうがなくて、暴言吐いて、いろんなひと傷付けて、困らせた。

 

どん底なときこそ、自己中心的でワガママな自分の本性が出る。

 

わたしは性格が悪い。今回の件で自覚せざるをえなかった。ずっと前から知ってたけど。

 

9月10日。

コンタクトして、日焼け止めクリームを塗って、眉マスカラして、まつげをビューラーしてマスカラして、ちょっとだけかわいい服を着て、ボトムは動きやすいようにデニムで、低いヒールの靴で、出かけた。

 

たったそれだけのことなんだけど、ちょっとだけ、気持ちが落ち着いた。穏やかになれた。暴言吐いて当たり散らしてた自分が恥ずかしくなった。

 

 

まつげがくるんと上を向いている。

わたしのまつげめっちゃかわいい。

つけましなくてもマスカラだけでこんなにかわいくなるわたしのまつげ天才では???

 

よくわかんないけど、そう思った。

 

心は褒めて褒めてって思っても、いくらご褒美が欲しい!と願っても、大人になったら誰も褒めてくれないし、良いこと全然ないから、手放しで自分のこと自分で褒めるしかないんだ。

 

日焼け止め、眉マスカラ、マスカラ。たった3つのアイテムで化粧した気になって、気分も少し良くなれちゃうわたし、めっちゃチョロい。

 

チョロいのできょうは、レースのトップスにサロペで出かけた。会った人にきょうのあなた素敵だねって言われた。髪型とリップ塗ってないのは減点食らったけど。笑

 

 

2日前と比べたら車通りも、まちを歩いている人の数も多かったように思う。

震源地ではお水も電気にも困っているひともまだたくさんいるし、余震も続いていて予断は許さないけど、ちょっとずつちょっとずつ元の生活が始められそう、かな。

 

『笑っても泣いても同じ時間が流れるなら、わたしは笑っていたい』と、今朝、朝ドラのヒロインが言っていた。

 

過ぎた時間はどう頑張ったって、泣いたって怒ったって戻って来ないと、きょう会った人に言われた。

 

 

文句や不満は山程あるけど、いまはグッと堪えて、自分にできることで復興に貢献したい。

 

 

 

 

 

わたし、結構有名な観光地に住んでるんですけど。

 

お客さんが激減しているようです。

異国かと思うほどいろんな言語や方言が飛び交っていつも賑わっているところに、嘘みたいに人がいない。

 

電気も水も、もう大丈夫なので。

 

何もないところだけど、空気は美味しいし、緑は目に優しくて、ごはんも美味しいです。もうじき紅葉も楽しめます。

 

ひとやまちは、ひとの力でしか元気になれないんです。

 

もう少し落ち着いてからでも構いません。

 

ぜひ、遊びにいらしてください。

 

 

 

 

9月6日

 

早朝から出掛けられるように荷物をまとめたあと、ちょっと仮眠を取ろうと思った。でもいつのまにかぐっすり眠っていたらしい。

 

3時を少し過ぎたころ。

けたたましくスマホのブザーが鳴った。寝坊して、寝ぼけて飛び起きたんだと思ったけど違った。

 

まもなく大きく揺れ始めて鏡が割れ、瀬戸物が割れ、飾り棚が落ち。揺れはなかなかおさまらない。その間にプツッと停電の音。

 

揺れはおさまったけど、心臓のバクバクが止まらない。暗闇の中、枕元のめがねを探して、スマホの灯りで部屋を歩いた。素足だったので鏡の破片で足の裏を切った。チクチク痛い。

 

リビングに降りると、父が懐中電灯を持ちラジオをつけた。震度6以上の地震です、とラジオから聞こえてきた。

 

頭が真っ白になったままぼーっと窓の外眺めてたら夜が明けていった。

 

 

 

8:00の飛行機で東京へ向かうはずだった。

 

停電で信号が付いていない、余震は続いている。電車やバスは全部運転見合せ。でも空港は飛行機を飛ばす準備をしているらしい。

 

電気がつかないから身支度がままならない。何よりもメンタルがすっかり参ってしまっていた。車で行けば間に合うかもしれない。でも、身体が動かない。頭が回らない。

 

ぼんやりしているうちに、飛行機の欠航と空港封鎖の報が届いた。

 

よかった。これで諦めがつく…と同時に涙が止まらなかった。

 

東京行きは、わたしの念願だった。

 

 

がんって誰でもなるんだって分かってからはやりたいことは全部やるって決めた。

 

手術して体力がっつり落ちて、食事制限してアイソトープ受けて。我ながら十分がんばったと思う。

 

体力落ちてるし人混みでパニクるから不安もあったけどでも、行きたいと思った。

自分自身への挑戦だった。悩みに悩んで飛行機のチケットを取った。ライブに同行させてくれるひとも見つかった。

 

会いたいひとはたくさんいた。何人かに連絡をしたけどアポが取れないひともいた。そんななかで絶対会おうねって言ってくれる人もいた。こんなわたしでも会おうと言ってくれるひとがいるのが嬉しかった。

 

某番協と、映画公開初日舞台挨拶も期待していた。実際には舞台挨拶への登壇は無し、番協は外れた。たのしみにしてた予定は無くなった。

 

だから野球を、鎌ヶ谷に野球を観に行こうと思った。すきな選手が野球をしてる姿を、元気な姿を一目見たかった。

 

この遠征は、快気祝いの前祝いだ。

 

 

 

 

一瞬で叶わなくなった。

 

大袈裟に聞こえるかもしれないけど、東京行きは本当に念願で、挑戦だった。これが達成できたらわたしはきっと何でもできる。そう思っていた。

 

あたりまえのように身近に楽しいことが溢れるまちに住むひとには、健康な身体があるひとにはこの覚悟分からないと思う。何それっぽっちのことで落ち込んでるのって、バカにされるんだろう。

 

飛行機取ったあとも、何度も不安になった。大丈夫かな、大丈夫かなって。でも行くって決めた。この覚悟をなくしたらきっとまた立ち直れなくなってしまうと思ったから。

 

がんばり方が足りなかったのかな。何か足りないことがあるからご褒美ももらえないのかな。だから罰が当たったのかな。

 

わたし、何をがんばればいいんだろう。

 

ここまでがんばってきたつもりなんだけど。

 

これ以上は何をどうがんばればいいのかわからない。

 

 

9月5日

 

珍しく北海道に大きな台風が来た。

無事に病院に行けるのか?なんて思いながらも朝になれば台風は過ぎた後で、母の運転のおかげでなんとか札幌の病院へ向かうことができた。

高速を降りたら信号が消えていたり街路樹が根っこから倒れていたりしたせいで渋滞していたけど。

 

今回の受診は造影剤の検査と、前回の骨の検査結果を聞くためだった。どっちも転移の確認。

 

いつもなら全然平気なのに、この日は血管に針を刺されて採血されて、ルートを取られてるうちにどんどん吐き気がして気持ち悪くなってしまって。ベッドで休ませてもらいながら検査を受けた。

 

造影剤が注入されるとこれまた気持ち悪い。吐き気がすごかった。吐き気はするけどCTを撮るから息を止めなければいけない。しんどかったー

 

検査の後、どれくらいだろう。しばらく外来のベッドで眠っていたらしい。診察の順番が来て説明を聞く。骨転移は今のところは見られないとのこと。リンパ節にある転移は経過観察。

 

薬で補ってるホルモンの数値も安定してるから次の病院は3ヶ月後でいいよ。台風来てたのによくここまで来れたね〜なんてまた他愛のない話をして診察室を出た。

 

病院のあとは、八紘学園でソフトクリームを食べて帰るのがすっかりお決まりになっていた。

 

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よこさんくらさんが寄りかかってたやつ♡

 

台風一過というのだろうか。暑くて、カウンターで受け取った瞬間からソフトクリームは溶けていた。

 

(わりと最近まで台風一家だと思ってた。お騒がせ大家族っていう意味)

 

次の病院は11月末だから、今年の食べ納めでした。

 

帰り道はいつも高速を使わずにあちこち寄り道をする。

 

いつもの道にある信号は斜めになっていたり、街路樹が倒れていた。横断歩道の赤と青の信号はただぶら下がって、ゆらゆらしていたりした。凄まじい台風だったことがよく分かる。

 

とうきび畑は風で斜めになっていて、きっとこれは商品にならないんだろうなあ…と思うと切なくなったりもした。

 

この日は道の駅で休憩して、大きなお店に寄って母の靴を買った。

 

そうしてる間もわたしの頭のなかはあることでいっぱいだった。帰宅したら、アレをして、これをして…

 

今晩は眠れないだろうなあ。

 

そんなことを思いながら、帰路に着いた。

 

 

 

名刺を持つおしごと

 

10日も更新してなかった。。

病院とか遠出とか病院とかいろいろあって忙しかったのとメンタル落ちてた。うん、言い訳。

 

継続こそ力なり。短文でも続けていきたい。

 

***

 

サキナのお仕事に関わるようになって4年くらいになる。サボりながらで、本格的に仕事にしようと思ったのは、本当に最近なのだけど。

 

 

サキナのお仕事を始めるためには社内規定の資格が必要で、美顔器を使ったお肌のお手入れがきちんとできるかどうか、基本の知識はあるかなどをテストされる。

 

試験に向けてたくさんのひとのお顔で練習させていただいたし、いろんなひとのアドバイスをいただいて、細かい所作まで猛特訓した。

 

筆記の方はテキスト丸写しOKだったので問題なかったのだけど(笑)

実技の方は素人だし、他人のお顔を触らせてもらうのってすごく責任感があるなって、思った。

 

試験は100点満点中、100点。

実技では所作が優雅で美しかったです、とコメントいただいた。

おまえはダメなやつだって学生のときに完全否定されたわたしの存在価値を認めてもらえたようで、嬉しかった。

 

最近この話をしていて、実はサキナの試験で100点取ったひとってそんなに居ないらしいことが分かって。

 

『知識はまだまだ勉強中だけど、テストは100点だったんです!お手入れは任せてください!』って、自信持っていいよ〜

 

と、いつかここでお話しした魔女さんにおっしゃっていただいた。

 

その代わり、勉強は本当に必要よ。お客様の大切なお顔を触らせていただくんだから常に勉強してね、って。

 

 

容姿にも、肌にも、生まれ育った環境にも、自分の経歴にも、何もかもに自信がなくて。コンプレックスの塊で。

 

自信持っていいよ、って言っていただけてまた少し自信がついた気がする。

 

この仕事でやって行こう!っていう自信をくれたのも、初対面の方に容姿や雰囲気を褒めていただく機会が増えたから。

 

(お世辞は間に受けて喜んだもん勝ちです♡)

 

そのおかげさまで何もかもに自信がないわたしだけど、サキナのお手入れを続けてきた自分に、サキナの美容法を選んだ自分には自信が持てるようになった。

 

***

 

試験の合格のお祝いに、サキナの会社名とわたしの名前の入った名刺をプレゼントしていただいた。何枚あるんだろう。数えたことはないけど、4年経ったいまも全然減らない。

 

社会人になって自分の名刺を持つ仕事なんてしたことがなかったから、すごく嬉しかったこと、いま思い出した。

…あ、うそ。夜バイトしてたときは名刺持ってた。源氏名のやつ←笑うとこ

 

この名刺が全部無くなって刷り直さなきゃいけないくらい、たくさんのひとのお手入れをさせていただきたいし、喜んでもらいたい。

 

メンタル落ちて、がんになって、仕事辞めてニートになって。未だに仕事に就いてないことに引け目を感じていた。

 

だけどわたしは、名刺を持っていた。

名刺があるということは、自信を持ってサキナでお仕事してます!って言っていいんだって、気付いた。

 

サキナの仕事は保険の営業に似ている。正直まだお仕事としては全然成り立ってはいない。勉強しなければいけないことが多すぎて何から手をつければいいのか本当に分からない。

 

だけど胸張ってサキナアドバイザーの仕事を通して、たくさんのひとの肌を変えていきたい。

 

肌を変えることは人生を変えること。

 

肌を変えるために、サキナの美容法という選択肢があることをたくさんのひとに知っておいてほしい。

 

わたしがやりたいことはそれだけなのです。